子どもの才能を伸ばす方法②
子どもの才能を伸ばすには何が大切だと思いますか?
小さい時から、何かお稽古をさせることでしょうか?
私が13年間子供たちに英語を教えていて、よく保護者の方に聞かれる質問でもあり、これは長年のテーマでした。
お母さんと一緒に勉強する時間を決めることやほめること、目標を決めるなど、さまざまなことを試してみましたが、伸びない子というのが一定数いるのです。
なぜなんだろう。
勉強会に参加したり、たくさんの本を読みましたが、なかなかしっくりくる答えは見つかりませんでした。
そんなある時、偶然知ったセミナーでその答えがわかりました。
それは・・・自己肯定感を上げること
<自己肯定感を上げる>
成績が伸びない子は、自己肯定感が低いのです。
小さい時から、親にあまり褒められていないのです。
とかく私たちは何かができないと褒めません。
例えば、算数で100点取ったとか、水泳で何級に合格したとか。
わかりやすので、数字で判断できるものに注目しがちです。
では、数字で測れないものに関してはどうでしょう。
カラフルな絵を描いた。
ダンボールで大きな家を作った。
みんなを笑わせ、場を和ませた。
疲れている時に手伝ってくれた。
落ち込んでいる時に元気づけてくれた。
話を聞いてくれた。
皆の前で発表した。
友達に間違ってると教えてあげた。
1人ぼっちの子に話しかけた。
どれも素晴らしい才能です。
将来AI化が進み、人間の仕事がなくなるといわれていますが、そんな時代だからこそ、人間力が大切になってきます。
単純な仕事はなくなり、人間にしかできないことが仕事になってきます。
これからは、創造力、共感力、多様性、コミュニケーション力が必要です。
お子様の行動をよく観察してみてください。
きっと素晴らしい才能があると思いますよ。
そして、見つけたときに「すごいね。」といってあげて下さいね。