うちのワンコ

うちには2匹のワンコがいます。白と茶色のパピヨンで、あすかとはるかと言います。オスのあすかは12才、メスのはるかは9才です。私は動物が好きなのですが、次男坊が犬を怖がっていたので、馴れてほしくて飼いたかったのです。主人に相談すると、なぜかパピヨンがいいと言い出し、茨城県のブリーダーさんを探しうちにやって来ました。

うちに来たとき、あすかは生後2ヶ月。両手ののひらに乗るくらいの大きさでした。夜になると、寂しそうに鳴いていました。ブリーダーさんからは、ゲージの中から出さないよう言われていましたが、主人は放っておけなくて、リビングのゲージの側で寝ていました。それから、主人とあすかは一緒の布団で寝るようになり、私は一緒に寝ると熟睡できないので、夫婦別々の部屋で寝ていました。

数年経ったある日、私が具合が悪くて2階の寝室で寝ていると、1階から犬の声がしてきました。その時、子どもたちは学校に行っていて、家の中がシーンとしていたので、よく聞こえたのです。その声は「大丈夫?」と言っているように聞こえました。それから、1階に降りていくと、階段の下で心配そうに私を見上げているあすかがいました。

「今まで冷たくしてごめんね。心配してくれてありがとう」あすかを抱いて、寝室に戻りました。それから、あすかは布団の横で甘えるというよりも、寄り添うようにずっと伏せていました。成長しているあすかに驚きました。そして、あすかに見守ってもらい、とても安心して寝ることができました。その日から、主人と私とあすかの3人(?!)で寝ています。

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