オススメの本

「長くつ下のピッピ」をご存知ですか?リンドグレーン作のベストセラー作品です。私がやっている「グリムスクール」の今月の課題図書なのですが、改めて読んでみるといろいろな気付きがありました。

以前は「なんてハチャメチャな女の子なんだろう」「現実にはありえないけど、おもしろいな」と思ってました。外国の話ですし、あまりにも現実離れしているので、どこか冷めた気持ちでした。でも、久しぶりにこの本を読み、感じたのは「こういう子どもは日本にもたくさんいる」ということでした。

発達障害と言われる子どもたちが増えているといいます。でも果たしてそうなのか。もともと皆個性があり、それを私たち大人がこれは正しい、これは間違っていると枠を作っているだけではないのか。もっと子どもも大人も自由でいいのではないかと考えさせられました。

うつ病、登校拒否、虐待、自殺などニュースで聞くと、暗い気持ちになります。そんな日本でいいのか。おせっかいながら、皆が楽しく暮らせる社会を創るため、3年前Kizunaプロジェクトを主人と始めました。1人の力は小さいけれど、集まれば大きな力となり、国をも動かすと思っています。みんなで力を合わせてピッピのような子も暮らしやすい社会になるといいなと思います。

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