人間関係のマトリックスってなに?

私たちが無意識でやっているコミュニケーションには力学が発生しているって知ってましたか?作家の本田健さんが考案した人間関係のマトリックスでは、4つの(ポジティブ自立、ネガティブ依存、ポジティブ依存、ネガティブ自立)の4つのタイプがあり、そのなかで力学が発生しているといいます。これは性格判断でもないですし、ポジティブや自立がいい、ネガティブ、依存が悪いというものではないです。

健さんの八ヶ岳の合宿セミナーで初めてその話を聞いたときは、衝撃的でした。そして、自分はネガティブ自立にいる傾向があり、無意識に人を責め、傷つけていたことに気づきました。
実は過去に、あることがきっかけで、家族ぐるみで仲良くしていたママ友と大ケンカになり、絶縁状態になったことがありました。謝っても許してもらえず、当時はとても悲しく後悔ばかりしていました。

そんな自分が大嫌いで、でもどうしようもなくて。その悲しい出来事は長い間心の底に封印し、見ないようにしていました。でも、セミナーを受けて、そのパンドラの箱が開いてしまったのです。悲しい経験だったので、思い出すと辛かったのですが、このマトリックスを勉強して、力学がそうさせていただけだということを知り、少し救われた気持ちでした。それから、どうすればいい関係を築くことができるのかわかり、実践してみることにしました。

いつものパターンを意識してやめてみると、理解不明な長男の考えや行動がわかり始めました。いい争いは減り、ストレスが徐々に減っていきました。また、パートナー、親、姉弟、友人、生徒、保護者の方々に本音でいえるようになりました。それから、初めて会う方ともコミュニケーションすることが怖くなくなり、人と会うことが楽しくなりました。マトリックスはとても役に立つツールです。たくさんの方にマトリックスを知っていただきたいと思っています。

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