突然の別れ

「嫌がって連れていくのが大変なんです。今月でやめます」
英語のレッスンの準備をしていると、突然電話が鳴り、年少のKくんのお母さんにこういわれました。「そんな急に・・・」驚きと悲しみ。そして、怒り。
「私のなにがいけなかったの?」いろいろな感情が湧き出てきました。

「急にいうなんて、非常識じゃない。せっかく準備してたのに。」
はじめは心の中で自分を責め、次に相手を責めました。そのあと手続き方法を確認するためにベネッセの事務所に連絡すると
「今月中に提出すれば大丈夫ですから。」
とスタッフに冷静にいわれ、無価値観に襲われました。
「一生懸命やってきたのに・・・」

時間が経過し冷静になると、いつものパターンに自分がはまっていること、今
一番大切なのはKくんの気持ちだということに、はっと気がつきました。
ウルトラマンが大好きなKくん。
歌が上手なKくん。
ぬり絵が好きなKくん。

レッスンでは、枠にはめられるのが嫌いで、自由に好きなことをする方が嬉しそうでした。Kくんの気持ちに気づいていたのに、自分の立場や利益を守るために、いえなかった自分がいました。
「無理してやらなくてもいいんだよ。」
「好きなことをしていいんだよ。」
Kくんの気持ちをもっと聞いて、お母さんに伝えてあげればよかった。これからは、エゴを捨て気づいたことは伝えようと思います。

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