競争時代から共創時代へ

ニュースを見ていると、あまり良いことを報道しないので、世の中が怖いもの、悪い人が多いという印象を与えるなと思います。騙されないように、自分を守らなくてはと段々殻を作る。他の人を信用できなくなる。親も学校でもそう教えられる。他の人は敵。勝者と敗者。勝った者だけが、いい暮らしができると洗脳しているように感じます。

私も教育者の1人として、子どもたちに接していますが、子どもたちは間違えることを悪いことと思っているなと感じます。完璧にしなくてはという想いが強いのです。「間違ってもいいんだよ。大人もいっぱい間違えるんだよ。でも、学んでできるようになればいい」こう言えるようになったのは、じつは最近のこと。人間関係の勉強をして、本当に大切なことに気づきました。

良い、悪いじゃない。世の中にはいろんなタイプの人がいて、それぞれ素晴らしい才能をもっている。ポジティブな人もネガティブな人も。それぞれが尊重し合い、協力し合えばいい。そんな簡単なことに気づかなかったのです。それはなぜか。こうしなければいけないという暗黙のルールがあり、親やテレビ、学校、社会がそういう観念で動いているから。それに、反発すると仲間に入れてもらえないからです。

そんな古い時代はもうやめましょう。独り占めするのではなく、お金がある人は貧しい人に回す。流行に流されない。長いものに巻かれない。本当に自分がやりたいことをする。そして、それができる時代になってきたなと思います。無理をしない。頑張らない。楽しくみんなで協力して生きれたら、素敵な社会になっていくのにと思います。

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