過去からの手紙

昨日、10年前に家族で行った愛知県にある明治村から手紙が届きました。「懐かしいね」といいながら、夕飯後、3人で手紙を読みました。当時、長男は10才、次男は8才。子どもたちに歴史に興味をもってほしくて企画し、1週間で愛知、滋賀、京都、兵庫、大阪、奈良の世界遺産を中心に車で廻りました。手紙には、それぞれ未来の自分への質問が書いてありました。

長男は「10年後は大学生になってますか?サッカーはやってますか?パイロットの夢はどうなってますか?アメリカでハンバーガーを食べましたか?」なぜハンバーガー??主人がラスベガスで大きなハンバーガーを食べた話をしていたことを思い出しました。10年後が10年終になっていたり、夢の草かんむりが竹かんむりになっていて、漢字が苦手な長男らしくて笑ってしまいました。

次男はテニスのこと、夢のこと、そして最後に「パパとおさけをのんでますか?」と書いてありました。主人がいつも「早く一緒にお酒が飲みたいな。早く大きくなれよ」といっていたから、次男は覚えていたのかもしれません。私と主人は旅行が好きなので、キャンピングカーのこと、当時住みたかった函館のことを書いていました。

振り返ると、10年間嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、悔しかったことなどいろいろありました。現在、長男はパイロットを目指し留学し、次男は主人とたまにお酒を飲んでいます。キャンピングカーや函館の夢は他のものに変わり、主人は会社を辞め、起業しました。未来のことは誰にもわかりません。でも、いろいろ想像し、夢をもち、前向きに生きているとおもしろいように人生が展開していくなと思います。もう1度10年後の自分への手紙を書いてみたくなりました。

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