自分らしいライフワークの見つけ方 No.6
自分のライフワークが「海外で活躍する子どもたちを育てること」だと
気づき、コワワクワクで始めた英語教室。
楽しい世界だと思ってたけれど・・・。
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子どもたちが楽しく英語を勉強するためにどうしたらいいのか。
子どもたちは自由なので、こちらの思っている通りには動いてはくれません。
力で強制するのも嫌だったので、どうしたらいいのか悩みました。
キッズには絵本の世界を楽しんでほしいといろいろ小道具を作りました。
リアルに本の世界観を体感してほしかったのです。
とても盛り上がりましたが、1年間全く英語を話さない子がいて、どうしようかと悩みました。
うるさい小学生クラスにはイエローカードとグリーンカードを作りました。
おしゃべりばかりしているとイエローカードを出すというルールです。
その代わり、宿題をやってきたり上手に発表できたらグリーンカードを渡します。
グリーンカードを10枚集めると商品がもらえるようにすると、男子ははりきり
おしゃべりはパタッとなくなりました。
4年目になると、レッスンに慣れ余裕がでてきました。
そして、段々欲も出てきました。
子どもたちのやる気を上げたい。
もっとできるようになってほしい。
生徒を増やしたい。
できるようになったら楽しくなるかもと塾のように単語テストを作り
競い合わせたりもしました。
真面目な子はがんばっていましたが、そうでない子はそのまま。
良かれと思って始めたことですが、逆に生徒の数は減っていきました。
根本的な何かが違う気がしましたが、どうしたらいいのかわかりませんでした。
いろいろな本を読んだり、ベネッセの先輩先生に聞いたりしましたが、なかなか
答えは見つかりませんでした。
10年が過ぎた頃、年1度のベネッセ主催の講演会で1人の先生と出会いました。
私の隣に座った先生は、とても目立つ金色のラメが入った服にふわふわのファ-
を羽織っていました。
「おもしろい人だな」
話をしてみると、服のデザイナーで海外の方に服の作り方を教えていて、英語は
現場で学んだというのです。
「デザイナーに飽きたから、他のこともしようと思って」
60才という年齢と、開校して3年で生徒が70人というのにも驚きました。
私は英語をずっと勉強してきたのになぜ・・・。
秘訣を聞いても、わからないというのです。
先生がなぜ70人も集められるのか知りたい。
「ゆみこって呼んで」
とても気さくな方で、すぐにお友達になりました。
ジャズを聴きに横浜のブルーノートに行ったり、子どもたちのモチベーションアップ
も兼ねて福島の英語研修施設「ブリティッシュヒルズ」で合同合宿もしました。
ゆみこ先生といると、私の知らない世界を体験でき、とても刺激的でした。
一緒に時間を過ごし気づいたのは、
ゆみこ先生はどんな時も「自分らしい」ということでした。
仕事も遊びも自分のペースで楽しんでいたのです。
子どものように無邪気な方で全く先生らしくありません。
子どもたちにも「ゆみこ」と呼ばれていました。
いつも子どもたちと同じ目線。これが人気の訳でした。
ハウツーばかり追いかけて、全然楽しんでいなかった。
それから、由美子先生を見習い、レッスンを楽しむことにしました。
子どもたちに笑顔で帰ってもらおう。
ただそれだけを思ってやっていたら、初めて30人を超えることができました。
<今回の振り返り>
〇あまりハウツーにこだわらない。
〇自分らしい楽しいレッスンにすると決める。
〇自分がまず楽しむ。
〇お客様に喜んでもらう。笑顔にする。
〇けして無理をしない。
いかがでしたか?
大好きなライフワークを見つけ、いざ始めたけれど大変~。
挫折してしまう方は多いかと思います。
自分らしいやり方、無理せず、楽しく続けられる方法をぜひ見つけてくださいね。
今日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございました。
明日はお金のブロックについて書きますね。