自分らしいライフワークの見つけ方 No.7
ライフワークを始めるとき、困るのが値段付けです。
自分で自分に値段をつけるのは、なかなか難しいと多くの人がいいます。
では、どうしたらいいのか。
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私の場合、ベネッセが値段を決めていたので、とても楽でした。
でも、ハロウィンやクリスマス、イースターのイベントは先生個人がやっていること
なので、私が決めなければいけませんでした。
他の先生はお金をいただいてるようでしたが、私はもらうことができませんでした。
なぜだと思いますか?
私はあまり褒められた経験がなかったので、自己肯定感が低く、英語も全然上手くない
と思っていました。(生徒の皆さんごめんなさい!)
なので、私のレッスンを受けてくれるだけでありがたいと思っていました。
次男には「お金をもらえばいいのに」
と言われたこともありましたが、その度に
「これは日頃の感謝の気持ちだからいいのよ」
と伝えていました。
3年前、ふとしたことがきっかけで作家の本田健さんの合宿セミナーに参加する
ことになりました。
セミナーには、40名ほど参加されていました。
作家やコーチ、起業家、経営者など高収入の方もたくさんいらっしゃいました。
健さんのセミナーでは、どんな方でも1人の人間として対等に付き合います。
恐る恐る話をしてみると、皆さん良い方でお客様を思う気持ちは一緒でした。
この人たちと自分は何が違うのだろうと考えました。
作家や投資家、不動産などの不労所得を持っている方はまた別ですが
何かの商売をしている人には共通点がありました。
1番は、商品です。
同じ業種が多ければ多いほど、価格競争になるので単価は安くなってしまいます。
物でしたらたくさん作って売る。
サービス業でしたら、たくさん働かなければいけません。
逆に誰もやっていないユニ-クなものなら、単価は上げられます。
時間もそんなにかかりません。
2番は、やっている年数です。
長くやっていると、それだけ経験値があるので、お客さんは信用してくれます。
上手くいった実績も宣伝できます。
3番は、マーケティングです。
稼いでいる人は、自分の商品が売れる場所を知っています。そして、必ず
お客さんを手に入れています。
他にも人脈や人格などもありますが、なかでも一番大切なのは自己肯定感の高さ
だと気づきました。
自分の商品に絶対的な自信があるかどうか。
もちろん商品の内容がいいのは当然ですが、自分で自分の商品のことを凄いと
思っていないと売れませんし、いつまでも単価は上げられません。
それに気づいた時、初めてお金をいただいていいんだという気持ちになりました。
・・・といっても500円ですが。
その後始めたコーチングでも始めは自信がなくお金をもらえませんでした。
私のパターンですね。
コーチングの値段は、コーチングの先輩に相場を聞いて決めました。
おかげさまで、今では以前よりもお金をいただけるようになりました。
<今回の振り返り>
〇商品の値段を上げるには、商品のユニークさ、経験、実績、マーケティングが必要。
〇自己肯定感を上げる。
〇人に聞く。
なにも高額を受け取れといっているわけではありません。
自分もお客様も納得できる金額を受け取ると、疲労せず、ずっとライフワーク
を続けていけることができます。
もし、自分で決められない方は誰かに金額を決めてもらってくださいね。
次回は、なぜ大好きな英語教室をやめるのかについて書こうと思います。