元々この場所にあった集落は昭和41年の台風で被害を受け、ほとんど消滅してしまい、40数年の歳月を経て、復活させたそうだ。

実は河口湖に来るきっかけはこの場所だった。

先週あるテレビ番組に出ていて、ここの存在を知り、行き先を急遽変更したのだ。

茅葺きの集落が、こんな近くにあったとは。

しかも、富士山が近くにあるなんて。

茅葺き古民家好きの私。

これはもう行くっきゃないでしょ。

河口湖からバスに揺られ40分。

山の中にある小さな集落に到着した。

水のせせらぎと爽やかな風。

どこか懐かしく、とても落ち着く。

そして、富士山とのコラボ。

最高の風景に感動し、言葉を失う。

着物のレンタルを発見し、ちょっと恥ずかしが、挑戦してみた。

ピーク時は、100人以上のお客さんが来て忙しいのだが、今日は少ないのでお店の方が親切にも写真を撮ってくれた。

いい人が多いなぁ。💕



そして、他の建物には、なんと「まんが昔話」のアニメーターの前田康成先生がいらっしゃった。

こんな所で会えるとは・・・。

凄いものがさりげなくあって、驚きの連続だった。

次に訪れたのは、「久保田一竹美術館」

「辻が花染め」はとても手間がかかる作業で、1つの作品に1年以上かけて作っていたそう。

その見事な作品の数々は、圧巻。

スミソニアン博物館にも展示され、アメリカ人に衝撃を与えたそうだ。

日本人にこんなに素晴らしい人がいたというのを知り、嬉しくなった。

河口湖には来たことがあったが、今回知らなかったことばかりだった。

いつもと違う角度で見ると、世界が変わる。

ぶらっと1人旅。

やみつきなりそうだ。