コンシャスペアレンツJAPAN2019
11/2に全米で子育ての専門家として有名なシェファリ博士をお呼びしてコンシャスペアレンツ JAPAN 2019が開催されました。特別ゲストには、体内記憶で有名な池川先生、作家の本田健さんにも来ていただき、とても盛況でした!!
〇講演会
〇豪華4ショット
〇専門家のためのワークショップ
4年前「日本の子育てを変えたい!!」友人であり、主催のファミリーカウンセラーのたかもりくみこさんの熱い情熱からこのプロジェクトはスタートしました。
そして、その想いを伝え続け、たくさんの仲間、支援者が集まりました。
私も3年前からこのプロジェクトメンバーとして応援してきたので、感無量です!!
1人の力は小さいけれど、情熱があればたくさんの人を巻き込み、達成できることを今回学ばせていただきました。
そして、素晴らしい才能をもった仲間と知り合え、一緒に達成できたことは、私の財産となりました。ありがとうございました。
〇プロジェクトメンバー&ボランティアチーム
シェファリ博士がいうコンシャスな子育てとは、気づきの子育て。
今までの考えは、子どもは未熟な存在であり、私たち大人が導いてあげなければいけないというもの。
博士は、子どもは賢く、自分の考えをもち、自分で判断して生きていける存在だとおっしゃっています。
3年前にたかもりさんから博士の本を紹介され、博士の考えに衝撃を受けました。
当時の私は、心配、恐れ、そして期待から子どもをコントロールしていました。
そして、思い通りにならないことにイライラしたり、無力感を感じていました。
頑張らなくていい。
博士に背中を押してもらった気がして、勇気がでました。
それから、主人とも話し合って、心配ではなく、信頼のエネルギーで見守ろうと決めました。
また、自分の考えを押し付けるのではなく、彼の本当の言葉を聞くようにしました。
そうしていくうちに彼の態度は変わっていきました。
子どもを変えるのではなく、自分が気づいて変えていくことが大切なんだと実感しました。
今回、実際シェファリ博士に会ってみると、思っていた以上にフレンドリーで愛情深い素敵な方でした。
講演会では、とてもわかりやすい英語でゆっくり、話されていました。
まるで、参加者全員の魂に響くように。
ご自身の辛かったインドでの子ども時代、大人になってアメリカに渡り、結局どの国でも皆文化、社会の枠にはまって生きていることがわかって衝撃を受けた話など、具体的に話していただきました。
自由の国、アメリカだと思っていたのに。
私も博士と同じように思っていたので、驚きました。
私たちは無意識に社会の枠の中で生活しています。
その方か安心、安全だからです。
そして、ご自身の娘さんとの関係を例に母親はチャックリストに従って、子育てをしているという話は、笑いもあり興味深かったです。
例えば日本ではこんなチェックリストでしょうか。
男なら・・・勇気がある、優しい、スポーツができる、かっこいい、勉強ができる、成功する、お金を稼げるようになる
女の子なら・・・大人しい、いい子で、優しく、親切、勉強ができるなど
愛情からやっていると思っていますが、それは怖れ、もしかしたらそれは私たちの理想を押し付けてるのかも。
または、良い親の証明をしたいためにやっているのかも。
そして、誰かがいった確証のないことを信じて子どもにやらせているとしたら
他の人の目を気にして、世間体を気にして子どもを叱っているのだとしたら
それって自分らしくないんじゃないかしら
俯瞰してみると、子どもはただ感情を出しているだけかも。
もし、自分も子どもも楽しくなかったら、
ちょっと意識して、子どもたちを向けてみませんか?
私は、博士の考えを採用して試し、本当に子どもたちとの関係がよくなりました。
子どもたちは地雷を踏む達人です。
でも、それは私たちにいろんなことを教えてくれているのです。
「子どもは親を幸せにするために生まれてくるんだよ」
ときいたことがあります。
子育ては自分育て。
子どもたちのためにも、私たち大人が自分の人生を取り戻すことが大切なんだと改めて思いました。