自分らしい楽しい子育て

お母さんはおうちの太陽です。

その太陽が曇っていたら、家の中が暗くなってしまいますよね。

頭ではわかっているけど・・・。

私も以前は子どもや旦那さんにイライラし、不機嫌になることも多かったです。

日常の家事や仕事、子育て、人間関係やお金のことで疲れ、余裕がなくなっていたのかもしれません。

過去と他人は変えられない

あるセミナーに参加し、自分がいろいろなものを我慢していることに気がつきました。

そして、目の前で起こっていることはすべて、自分の投影であること、相手は自分の鏡になっているだけ。自分が変われば相手や状況が変わることを知りました。

そうはいっても、なかなか自分のパターンは変えられないもの。

なぜなら、無意識にやってしまうからです。

そして、誰もどうしたらいいのか教えてはくれないからです。

気づいた分だけ、辛くなりました。

無意識に他の人を傷つけている自分が許せなく、自分のことが嫌になりました。

また、長男との関係があまり上手くいっていないことにも気づきました。

心の奥で予想外の行動やお金と時間にルーズな長男のことが理解できず、悩んでいました。どうしてそういう行動をするのか、もっといい関係を作るのはどうしたらいいのか模索していました。

ウェルスダイナミクスとの出合い

そして、そんなときに出合ったのがウェルスダイナミクスでした。

本来ウェルスダイナミクスは起業家が成功するためのツールで、その中のプロファイルは人の才能(強み、弱み)を発見するものです。自分そして、仲間、ビジネスパートナーや社員の強みを発見し、それを活かすことでみんなが最小限の力で最大限の効果を出すことができます。

これを勉強したとき、私は子どもたちの才能を発見するのに役に立つと思いました。

家族をプロファイルすると、いろいろなことに気づきました。

私の「ディールメーカー」で、才能は
人の価値を見出し、人と人を結びつけること

<強み>
社交的
親しみやすい
先行部隊
人と人を繋ぐ

<弱み>
図に乗る
人を過剰に喜ばせる
現実的敵になりすぎて、道から外れることがある

主人は「サポーター」で、才能は
熱いリーダーシップでチームをリードすること

<強み>
人間関係を重視する
ネットワーク作りを楽しむ
リードすることができる

<強み>
おしゃべり好き
数字や計算に興味がない

なるほど、当たっていると思いました。

そして、今までの長男の行動を思い出すと、彼が私と真逆のメカニックだということがわかってきました。

長男の変化

長男は「メカニック」で、才能は
革新的なシステムを創造すること

<強み>
創造性に富んでいる
完璧主義者
物事をうまく完成させる

<弱み>
打ち解けず、人と距離を置く
コミュニケーションの取り方により摩擦を起こすことがある

振り返ると、子どもの頃から人づきあいが苦手な子でした。→内向的

未就学児のサークルに参加しても誰とも交わろうとしませんでしたし、1歳半検診のときに話せた言葉は10個以下。それからも、あまりおしゃべりをしませんでした。→内向的

小学校5年生の時、あることがきっかけで担任の先生と摩擦が起こり、最後は学級崩壊したこともありました。→コミュニケーションの取り方により摩擦を起こす

できないことを指摘をすると、逆に私の弱点を突き、私の怒りを倍増させることもしばしばありました。→他の人が気づかない盲点に気付く

私は、これらのことを欠点だと思っていましたが、実は彼の強み、弱みだったのです。

私は彼のできない部分(弱み)ばかりにフォーカスし、できている部分(強み)に全く目を向けていないことに気づきました。

プロファイルで初めて理解不能な彼の行動がやっと理解できました。そして、彼には私にはない才能があることを知り、見方が変わりました。

高校3年生の夏、進路で迷っていたので将来何になりたいのか尋ねました。
「パイロットになりたい。」

しかもANAかJALがいいというのです。

彼の英語力を知っていたので、無理だと思いました。日大の希望の学部の推薦も取れなかったのに。

現実を伝えると、「じゃあ、語学留学する」とあっさりいうのです。
「語学留学しても、パイロットにはなれないよ。本当にやりたいなら、大学に入らないとむりだよ」と話すと「じゃあそうする」と一言。

海外の大学を斡旋している学校の説明会に参加し、楽しいけれど、大変な現実も知りました。

学校の先生にも日大の他の学部を勧められましたが、本人は納得しません。

2回学校に行き話し合いましたが、本人の意思は固く、最後は先生も納得してくれました。

人の意見は聞かないけれど、自分が決めたことはやるという強みを信じて、いろんな不安はありましたが、まずは信じてみようと思いました。

それから、恵比寿にある英語の学校に週2日通い、海外の大学を目指すことになりました。

彼の高校のクラスメートは皆日大に通っているので、平日誰も遊ぶ相手もいません。土、日のバイト以外は家で勉強していました。しかも、リビングで。

始めはお互い何を話したらいいのかと思っていましたが、お昼ごはんを食べながら、いろいろなことを話しました。友達のこと、将来のこと、人生のこと。

私の変化に困惑していましたが、自分が認められることで、心を開き、徐々にいろいろなことを相談してくれるようになりました。

途中帯状疱疹にかかり、やめようとしたこともありましたが、2年後試験に合格し、希望の大学に入学することができました。

次男の変化

次男は「アキュムレーター」で、才能は

忍耐強く、着実に目標に向かって築いて
いくこと

<強み>
きわめて注意深い
時間通りに職務を遂行する
信頼できる

チームに現実味をもたらす

<弱み>
自己アピールが苦手
開始する前に、人一倍データが必要
リスクが見えるため、悲観的になる

振り返ってみると、リスクを取らないことが多かったです。
例えば、小学校1年生の時、「お兄ちゃんと同じようにサッカーやる?」と聞くと「大変そう」と言ってやりませんでした。

中学生の時「将来の夢は?」と聞くと、「公務員」と答えていました。家族の中に公務員はいなかったのでとても不思議でした。

一方、強みの部分では時間とお金にはきちっとしていたので、私も主人も安心していました。

高校生になって、進路をどうするかと見守っていましたが、なかなか決められ
なかったようでした。高校3年生まで、大好きなマンガとゲーム三昧の日々。
半分引きこもりかしらと思える彼の生活に不安もありましたが、信用して黙って見守ることにしました。私や主人からは「こういう仕事が向いているんじゃない?」とアドバイスはしましたが、最終的には自分で将来やりたいこと、また大学を決めました。塾にも行かず、学校推薦で第一希望に合格したというのも、アキュムレーターの強みを使ったのだと思います。

子どもたちの夢を叶えるために

子どもの才能を伸ばすためには、まずお母さんが子どもの才能を見つけ、見守り、応援することが大切だと実感しています。

これからの子育ては親がコントロールするのではなく、子どもの自主性を育てること。

お母さんが笑顔になり、お父さんも笑顔になり、子どもたちも笑顔になる。

みんながHappyでいられるように。

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