NHK連続テレビ小説 なつぞら
昨日のなつぞらより。
仕事が忙しく、原稿を持って帰ったなつ。朝起きると、机に置いてあった大切な原画に娘の優がいたずら描きをしていました。
こんな時あなたならどうしますか?
怒りますか?それとも、諭しますか?
なつは、始め怒りましたが、すぐにどうしてこんなことをしたのか聞きました。
「ママのお手伝いをしたかったから」
なつは優を抱きしめ謝ります。
優が描いた絵をよく見ると、きちんと動画になっていました。
お母さんが家でやっている姿から、自然と学んでいたのです。
その後「優、天才だわ」
と優を褒めるなつ。
「私もお母さんみたいになれる?」
「なれるよ。お母さんとよりもずっと上手くなれるよ」
ドラマですが、なつは「コンシャス(気づき)な子育て」をしているなと感じました。
ありのままの優を受け入れ、承認し、寄り添う。
こんな子育てができたら素敵ですよね。
でも、現実はそんなに簡単にいきません。
私は14年間自分の子どもも含め、100人以上の子どもたちに英語を教えてきましたが、怒ってしまうことも度々ありました。特に長男には厳しく、レッスン後はお説教タイム。
「あなたが先導しておしゃべりしたら困るんだけど」
「ちゃんとレッスン受けてくれないなら、やめてくれる」
「あなたは無料で教わっているんだから」
全く、長男の話を聞いていませんでした。
たぶん彼なりの訳があったかもしれません。(><)
自分の子どもに英語を好きになってほしいから、英語塾を始めたのに・・・。
グローバルな視野を身に着けてほしいと思って始めたのに・・・。
学校から帰って来た時に、家にいてあげたいと思って始めたのに・・・。
怒った後、そんな自分が嫌で反省。そんな日々を過ごしていました。
もちろんおしゃべりしているとレッスンにはなりませんし、オンリーイングリッシュのレッスンなので、子どもたちの話を聞くのも難しい現実もありました。
その後、どうしたら怒らないですむか、どうしたら楽しいレッスンになるか研究してきました。
いろいろ失敗もありましたが、長男は英語を嫌いにはなりませんでした。また、私が心理学、脳科学、コーチングを勉強したことで、彼をそのまま受け入れることができるようになり、今は小学生の頃の夢のパイロットを目指し、海外で勉強しています。
子育ては自分育て。
大変だったけれど、子どもたちからたくさんのことを学びました。
押し付けるのではなく、導く。寄り添う。承認する。
長い間生徒のお母さんの悩みを聞き、家での勉強法、声掛けの仕方をお伝えしてきましたが、最近気づいたのはそれは根本的な解決になっていないということでした。
子どもをコントロールするのではなく、お母さん自身が解放されること。自由になること。笑顔になること。自分の人生を生きることがお母さんにとっても、子どもたちにとっても大切なんだということがわかりました。
これから本格的にお母さんの笑顔を増やすための活動を始めたいと思っています。
完璧な親なんかいません。
自分を縛っているのは自分自身。
自分を解放したい方はぜひ、お気軽にご相談ください。
私の経験、学びが悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。