女らしさ、男らしさ

今朝NHKのあさイチで「らしさ」の押し付けについて、扱っていました。正に私が日頃から考えているテーマで、ついにNHKでも取り上げてくれたと嬉しくなりました。

私たちは長い間、親や社会通念で女性らしさ、男らしさを求められてきました。(聞いた話では、2000年以上の歴史です)

女性は、女性らしい身だしなみ(スカートやヒール)、言葉使い、行動(家事や育児、介護など)を要求され、男性は、精神的・肉体的な強さ、賢さ、粘り強さ、一家を養うことなどを要求されてきました。

女の子は、人形遊びやおままごとごっこ、ピンク系の淡いイメージ。男の子は、車や電車、ブルー系のイメージ。私も小さい頃、母と一緒に買い物に行った時、「ピンクだったら買ってあげる」といわれ、本当はライトブルーの服がよかったのに、ピンクの服にしたことをふと思い出しました。()

成長して母とは違う道を歩くと反発してたのに、結婚するのが女の幸せと結局留学するのをやめ結婚しましたし、好きな仕事をしていましたが、家族に迷惑がかからないよう、家事や育児も頑張っていました。また、息子たちには旦那さんのように家庭を守れるりっぱな男性になってほしいと期待もしていました。

振り返ると社会の通念や親と同じ価値観で行動していたように思います。

4年前あることがきっかけで自分らしいって何だろうと考え始め、それから旦那さんと真剣に向き合い、お互いの「らしさ」を試行錯誤しながら追求してきました。そして、自分の心に素直になって周りに表現していくと、思ってもみない世界になっていくことがわかってきました。それは、ちょっとしたコツがわかればできることなんです。

今は自分らしさを表現できる転換期です。好きなものは、好き。嫌なことは、嫌だという。できても、できなくてもいい。遠慮しないで表現しましょう。無理せず、楽しく、自分らしく生きれる社会になればいいなと心から思います。

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