同友会にて

同友会は、地元の経営者が月1回集まって、自分の勉強したこと、経験、ビジョンなどを毎回1人ずつ発表し、皆で話し、高め合うことを目的としたコミュニティです。これから社長さんにコーチングを始めようと思っていることもあり、忙しい主人に代わって参加してみました。

今回のテーマは理念型経営について。「あなたは何のために経営をしていますか?」4つのグループに分かれ話し合い、最後は各グループの代表が発表しました。

お金を儲けるため
会社の売上を上げるため
家族のため
物作りが好きな人たちに働ける場所を提供するため
ニーズに応えるため
社会をよくするため など

いろんな意見があり、とても興味深かったです。
その中で私が素敵だなと思ったのが、KEIHOKUの石戸相談役のいった言葉でした。

「おもしろいから」

楽しい!その情熱がお仕事の本質だなと改めて気づきました。

KEIHOKUは地元では高級食材を扱うスーパーとしてとても有名で、知らない人はいません。昔はKEIHOKUのバックを持っているだけで、ステータスになっていたといいます。8店舗経営され、売上は○○億。80才を越えるお年ですが、情熱的で行動力があり、回りに気を使われる優しい方です。今は息子さんが会長、お孫さんが社長をされているそうで、仲のよい雰囲気が伝わってきました。

もともとお父さんが魚屋で、ご自身が25才の時アメリカに渡りスーパーのノウハウを半年間勉強し、帰国後創業したそうです。「うちが魚屋でよかったよ。もし、瀬戸物屋だったらいつまでも悪くならないから、売る気にならなかったよ。」安心安全な食を提供することにこだわり、お客さんに聞かれた時に答えられるように昔は海外にも視察に行かれたとのこと。

プロ意識がめちゃくちゃ高い!

添加物についてお聞きすると、相談役は委託業者に「極力入れないでくれ。」
といっているそうです。ちなみに某スーパーは「極力入れてくれ。」といっているそうですが。裏話を聞けば聞くほど、怖くなりました。( ̄□ ̄;)!!

また、苦労して手に入れたタバコの販売権も、タバコは身体によくないと知ってから、置くのをやめたそうです。なんて強い信念。お話を伺って、石戸相談役、そしてKEIHOKUスーパーのファンになりました。どの経営者も石戸相談役のように高い理念を持ってほしいなと願います。

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