自分らしいライフワークの見つけ方 No.2

昨日は自分の力で留学することを決めた所まででしたね。

今日はその続きから。

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留学するための資金を稼ぐため、就職することにしました。

でも、何の仕事でもいいわけではありません。毎日働くわけですから。

衣食住の仕事がいいかなといろいろ受け、アパレルの商社に就職しました。

時はバブル。社会全体が浮かれていました。

しかも、アパレルの世界は派手でした。

ヨーロッパの高級な生地の輸入販売から発展した会社で、当時
数十万円のブランドの服、数百万円する毛皮、数千万円する時計が
フロアーに展示され、金銭感覚はかなりおかしくなりました。

都内では新しいお店がオープンする度にパーティが行われていました。

私は新人なのでたくさんお給料がもらえるわけではありませんでしたが、
社内旅行でシンガポールに行ったり、大阪の本社との野球の大会があり
応援団も全員招待されるなど、多少恩恵にあずかっていたように思います。

スキーや海外旅行など楽しく過ごしていて、3年が過ぎました。

そういえば留学したいと思ってたよね。

ふと就職した頃のことを思い出しました。

でも、今の生活も楽しいし・・・。

そんな時、小学校時代の友人から電話がかかってきました。

「久しぶりに会おう」というお誘いでした。

会ってみると、友人はとても元気でキラキラしていました。

「悩んでいたんだけど、あるセミナーに参加したら、クリアになったの」
というのです。

元来好奇心が強いので、友達に連絡先を聞き、申し込みをしました。

4日間で123000円くらいだったと思います。

高いですよね。

当時セミナーがメジャーではなかったので、めちゃ怪しいとも思いました。

でも返金制度が付いていたのっで、思い切ってやってみることにしました。

田町にあった広い会場でセミナーは開催されました。

300名くらいの方がいたと思います。

皆さん仕事もバラバラ。よく集まったと思います。

始めお金を返してもらう気満々でしたが、4日間通うと、
そんな考えはどこかにいってしまいました。

友人のいう通り、それまでの固定概念が崩れ、不思議とスッキリした
気持ちになりました。

自分がいかに小さい世界に閉じこもっていたのかがよくわかり、
やはり留学しようと決意しました。

3コースあり、迷わず次のステップに申し込みました。

4日間の合宿で、確か20名くらいだったと思います。

そこでもいろいろな気づきがあり、楽しかったのですが、
そこで前の旦那さんに出会いました。

スキーという同じ趣味とコーヒー好きだということで盛り上がり、
また父と違い穏やかな人だったのがよかったのかなと思います。

その後、半年で結婚しました。料理もちゃんとできなかったので、
結婚を機に退職。主婦業に専念しました。友達や元職場の先輩
を家に呼んでごちそうしたり、家の模様替えをしたり。

でも、そんな生活にも飽きてきました。

その後セミナーで知り合った仲間と英語サークルを作って勉強したり、
旅行したり、合宿したりしていました。

そのリーダーになってくれたのが、元KDDでオペレーターをしていた
東仁美さんでした。

彼女は2人の男の子のママでありながら、近所のこどもたちに英語
を教えていました。

仁美さんの凄い所は留学せずにTOEIC満点ということ。

「私も英語を使ってこんな風に仕事がしたいなぁ」そう思っていると、
彼女から仕事を手伝ってくれないかとオファーがきました。

3人目ができたので、仕事を減らしたいとのことでした。

「仁美さんの代役なんて無理、無理!」

大学時代幼児英語は勉強しましたが、全く自信はありませんでした。

でも、これはチャンスかもと思い直し、週1日彼女の代わりにレッスン
することにしました。

その後、旦那さんの転勤で仁美さんが1年間アメリカに行ってしまった時は
私が全てのレッスンをすることになりました。

なんとかこなしてはいましたが、その時、自分の実力もわかり、
もっと英語が上手くなりたいと思うようになりました。

1年後、帰ってきた仁美さんにそのことを告げると、
「日本にもアメリカの大学があるから行ってみたら」
と助言をいただきました。

それから、仁美さんにマンツーマンで教えてもらいTOEFLを受け、
長年の夢だったアメリカの大学の日本校に編入することができました。

2人目のメンターは仁美さんだったんだと改めて思います。
彼女もまた自分の夢を叶えるため、テンプル大学に入学し、
現在玉川大学で先生をしています。

<今回の振り返り>

〇毎日の生活を楽しむ

〇チャンスは思わぬ所にあるので、オープンマインドでいる


〇コワワクワクすることに飛び込むと思いもよらない出会いがある


〇できるできないではなく、とにかくやってみる

〇素晴らしいメンターと出会い、助けてもらう

まだまだライフワーク探しの旅は続きます。

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